こんにちは、からメンチショップのブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は当店で取り扱っている冷凍食品の歴史と最新情報について、情報をまとめてみました。
ぜひ最後までご覧いただけると幸いです。
- 冷凍食品の歴史と最新情報
- 1. 冷凍食品の歴史
- 2. 冷凍食品の進化
- 3. 最新の冷凍食品とは???
- 4. 【ご意見やご質問をお聞かせください】
冷凍食品の歴史
冷凍食品(れいとうしょくひん)とは、食品を凍結(冷凍)して保存した食品のことを指します。
食品を非常に低い温度で急速に凍結し、食品を長期間保存できる状態にします。
冷凍食品とは以下の条件を満たすように作られています。
1.古代から中世
寒冷地域では氷や雪を利用して食品を保存する方法が一般的だったとされている。食品の冷凍保存としての概念は存在しませんでしたが、氷や雪を使って食材を長期間保存する方法が実践されていました。
2.16世紀
氷や雪を用いて魚を保存していたという記録があり、これが冷凍食品の初期の形態とされています。
3.17世紀
イギリスの王室宮廷で、食材を氷で保存する「アイスハウス」と呼ばれる施設がありました。これにより、王室は夏季にも新鮮な食材を楽しむことができました。
4.18世紀後半
フランスの化学者ギュスターヴ・パジェが冷却液体を用いて食品を凍結させ、保存する方法を提案しました。これが冷凍技術の初期のアイデアでした。
5.19世紀初期
英国の発明家マイケル・ファリデイは、冷凍食品の概念を発展させ、実用的な冷凍機械を開発し冷凍食品の概念を発展させました。
これにより、冷凍食品の製造が可能になりました。
6.20世紀初期
アメリカの発明家クラレンス・バーズアイらが冷凍技術を改善し、冷凍食品業界が発展しました。これにより、冷凍野菜、果物、肉などが市場に登場しました。
7.1920年代
冷凍庫と冷凍技術が一般家庭に普及し始め、消費者は自宅で食材を凍結保存できるようになりました。
8.1930年代
最初の商業用冷凍食品が市場に登場し、冷凍野菜、肉、魚などが提供されました。これはアメリカで広まりました。
9.1940年代から1950年代
第二次世界大戦中、冷凍食品はアメリカ軍の食糧として広く利用されました。戦後、冷凍食品の需要が急増し、多くの新しい製品が市場に登場し一般市民にも普及しました。
10.1950年代
冷凍ピザやアイスクリームなどの冷凍食品の種類が増加しました。テレビディナー(TVディナー)もこの時期に登場し、家庭用冷凍食品の需要が高まりました。
11.1960年代以降
冷凍食品の品質と多様性が向上し、冷凍ピザ、冷凍デザート、冷凍食品の食材としての使い方が拡大しました。また、冷凍技術の進歩により、食品の鮮度と風味を保つことが可能となり、現代においても広く利用されています。
冷凍食品というものは、古い歴史があり色々な時代の人たちが試行錯誤していって今の冷凍食品があります。
冷凍食品は現代の生活において欠かせないものとなっています。
忙しいスケジュールや季節を問わず食材を利用することができる便利な選択肢として広がっており、日々新しい商品も増えていっています。
冷凍食品の進化
冷凍食品は長い歴史の中で進化し続けています。そんな進化の過程では、さまざまな改善がされています。
ここでは冷凍食品の進化のいくつかの要点をご紹介します。
1.品質向上
冷凍食品の製造技術は大幅に向上し、食品の品質を維持が可能となりました。
急速凍結技術や適切な包装材料の開発により、風味、栄養価、食感が保たれるようになりました。
2.多様性の増加
冷凍食品の種類が大幅に増加しました。冷凍ピザ、冷凍弁当、冷凍デザート、冷凍野菜、冷凍惣菜、冷凍果物、冷凍肉、魚、シーフードなど、多くのカテゴリーで多彩な製品が提供されています。
3.健康志向の選択肢
健康志向の消費者向けに、低カロリー、低塩分、低脂肪、無添加、有機食材を使用した冷凍食品が開発されました。これにより、食事プランに合った選択肢が提供されています。
4.使い勝手
冷凍食品は忙しい生活スタイルに合った便利な選択肢として確立されており、調理時間を短縮するためのプリペアドフード(調理済み食品)やヒートアンドイート(温めて食べるだけ)の製品も増加しています。
5.国際的な製品供給
冷凍食品は国際的な市場においても広く流通しており、異なる国や文化の食材を楽しむ機会を提供しています。これにより、多様な味わいが提供されています。
6.環境への配慮
環境への影響を最小限に抑えるために、再生可能な包装材料やリサイクル可能なパッケージが使用されるように工夫されています。また、一部の企業は持続可能な食材の利用にも注力しています。
7.テクノロジーの活用
冷凍食品業界では、テクノロジーを活用して生産効率を向上させ、品質管理を強化しています。また、オンラインショッピングやデリバリーサービスを通じて冷凍食品を購入できるようになり、利便性が向上しています。
8.適切な栄養情報の提供
多くの冷凍食品には栄養情報が表示されており、消費者は食事プランに合わせて適切な選択をするための情報を得ることができます。
最新の冷凍食品とは???
最新の冷凍食品技術についていくつかのポイントをご紹介させていただきます。
技術は日々進化しているため、最新情報は常に変化している可能性がございます。
あらかじめご了承ください。
1.高圧処理技術
高圧処理は、食品の品質を向上させ、微生物の増殖を抑制するために使用される最新の冷凍技術の一つです。
高圧下で食品を処理することで、風味や栄養価が保たれ、長期間の保存が可能となります。最近はこの技術が活用されている冷凍食品が非常に増えています。
2.冷凍乾燥(凍結乾燥)
冷凍食品の凍結乾燥は、食品の水分を除去し、軽量で長期保存可能な製品を生成するプロセスです。この方法により、食品の風味や栄養価を高めつつ、長期保存が可能となります。
3.3Dプリント食品
3Dプリンティング技術を応用して、カスタマイズされた冷凍食品を生産する研究と開発が行われています。これにより、食材の形状や組み合わせを細かく調整でき、特別な食事要件に合わせた食品を提供できます。
4.持続可能な包装材料
冷凍食品の包装材料において、持続可能性を考慮する動きが増えています。再生可能な資源から作られた包装材料やリサイクル可能な包装の使用が増加しています。
5.シェルフライフ延長技術
酸素吸収剤や湿度制御パッケージなど、食品の鮮度を保つための包装技術が進化しています。これにより、冷凍食品の賞味期限を延長し、食品ロスを削減するのに役立っています。
6.IoTとスマートテクノロジー
冷凍庫や冷凍倉庫にIoTデバイスを組み込み、温度監視、在庫管理、品質管理をリアルタイムで行えるようにする技術が導入されています。
これにより、食品の品質と安全性を向上させることができます。
7.オンライン販売とデリバリーサービス
冷凍食品のオンライン販売およびデリバリーサービスは、技術の進歩により拡大しており、消費者に便益をもたらしています。
また、AIとデータ分析を活用して、消費者の好みに合った冷凍食品を提供するプラットフォームも増えています。
最近は簡単なチェック項目を入れると、AIが自動判定して数日分の冷凍お弁当を選んで配達してくれるサービスなどもありますよね。
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7.冷凍デザート 冷凍デザートには、「アイスクリーム」「シャーベット」「ジェラート」「凍ったフルーツデザート」「凍ったヨーグルト」などがあります。
これらは甘いおやつとして楽しむことができますし、常温の別のデザートにトッピングなどとして追加してあげると手軽におうちでおしゃれなカフェタイムを楽しむこともできますね!
8.冷凍調味料 冷凍調味料には「ハーブ」「チリペースト」「パン粉」「バターソース」「トマトソース」などが含まれます。
これらは料理の風味付けに使用できます。
最近は冷凍うなぎなどを注文すると、蒲焼のタレが冷凍だったりしますよね。
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初めてのブログ運営で至らない点もあるかと思いますが、これから成長していくブログを皆さんと一緒に育てていけたらと思っています。
最後まで見ていただきありがとうございます!
引き続きお買い物をお楽しみくださいませ。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
参照元
一般社団法人 日本冷凍食品協会